第6回 ホームカミングデイ

11月9日(土)、毎秋この時期恒例のホームカミングデイを開催しました。
今年、お招きしました卒業回生とそれぞれの恩師の方々は、以下のとおりです。

52回 水野 紀彦、疋田 敬一、 西門 義博

62回 西門 義博、柿並 憲明、和田 健一、町田 康孝

82回 和田 健一、町田 康孝、花房 哲也、藤原 健太郎

※敬称略、西門先生・和田先生と町田先生は2学年かけ持ち。

歓迎セレモニーの会場となった小寺ホールでは、何十年ぶりに母校の土を踏んだという同窓生たちが、互いの時を経た顔を見合わせて驚くやら、笑顔になるやら。開会前から和やかで賑やかに、旧交を温める姿があちらこちらで見受けられました。
増田ホームカミングデイ実行委員長の開会宣言に続き、山本同窓会副会長、丸泉三田学園理事長、松井三田学園学校長から次々にご挨拶や現状報告がされると、ダンス部が演技を披露。男子校時代しか知らなかった同窓生にとっては、華やかでキビキビとした女子生徒の姿はカルチャーショックといっても過言ではないほどのインパクトがあったかもしれません。
そして、こちらも女子部員の多い吹奏楽部の演奏準備が整うまでの間、ステージ上にはスペシャルゲストである恩師の先生方が一堂に会してご登壇。8人の先生方それぞれから往時の三田学園の話が切り出されると、会場には笑い声ややんやの喝采が飛び交い、温かな空気が満ちあふれました。
吹奏楽部が校歌「千仞高し」のメロディを奏で始めると、会場全員が熱唱。小寺ホールでのひとときは大きな盛り上がりのなかで閉会しました。


その後は、メインプログラム「復活授業」のために全員が中学本館へ移動。卒業学年ごとに玄関前で記念の集合写真を撮った後は、板張りの廊下も懐かしい本館2階の教室へと進み、恩師からの授業を受けました。
ご退職後の近況や往時の学校、担任学年の話…なかには今だから聴ける秘話・裏話もあったりで、どの学年も湧きに湧くことしきり。気が付けば50分ではとても足りない、師弟再会の時間となりました。
中学校本館資料室や記念図書館等の校内自由見学、コーヒーブレイクを挟むと、外は晩秋の夕暮れ。名残惜しさいっぱいながらも、同窓生たちは母校を後にしていきました。
この日のためにご足労いただきました恩師の先生方、そして忙中にも関わらず母校へ帰ってきてくれた同窓生諸氏の皆さん、本当にありがとうございました。
また、こうして皆が集まれる日の来ることを心より望んでいます。