平成27年度同窓会総会報告

 平成27年度の三田学園同窓会総会は、4年ぶりに有馬三山に囲まれた高台にある有馬グランドホテルにおいて6月28日に開催致しました。今年も受付開始の11時より前に、毎年ご参加いただいております大勢の方々に例年と変わらぬお元気なお顔を見せていただき、総勢93名の方々にお集まりいただきました。

 学園教員の宮崎裕史氏(61回卒)の司会進行で定刻の11時30分より開会され、上谷幸彦副会長(42回卒)による開会の挨拶の後、梶谷忠修同窓会長(39回卒)が挨拶の中で、同窓会費の納入状況があまり思わしくないという懸念事項があり、同窓に今一度支援をお願いしたいことと、昨年好評を博したホームカミングデイの第2回目を平成27年度に実施する旨などを説明しました。続いて、北畑隆生理事長 (51回卒)の挨拶の中では、平成26年度の国公立大学の合格者数が126名、高校総体の結果も芳しく、文武両面で良い成果があった事や、平成26年10月に目的指定型の新しい寄付制度を創設したことについて報告をされました。また、松井忠幸校長(60回卒)からは高校総体で全国大会への出場が決まったクラブの紹介や、関学コースに変わる習熟度に応じたコース制を導入したこと、センター試験廃止に伴う新しい入試に対応すべく、カリキュラムの見直しを近年行うこと等近況の報告をいただきました。そしてここで、北畑理事長、松井校長、若松教頭、竹花教頭、元東京支部長の坂本武司氏(41回卒)よりご祝儀を、山口琮一氏(45回卒)より焼酎、末松信介氏からは祝電をいただきましたので披露させていただきました。

 また議事では、同窓会事務局長の増田兵右衛門氏(53回卒)が議長となり、総会次第に沿って①平成26年度事業報告・平成27年度事業計画②平成25年度決算報告・平成26年度予算報告の訂正③平成26年度決算報告・同窓会基金決算報告・終身会費報告・桜陵会決算報告④平成27年度予算案について事務局が説明し、出席者に審議していただきました。

 全議案が全会一致で承認された後、出席者の方から年会費の納入が例年少ないので、各回生が同期会をもっと行い、特に同窓会本部の役員が模範となって同窓会費を集めてもらいたい、並びに桜陵通信内の年会費納入者一覧のページについて、回生毎に何名の方が納付しているか判るように記載願いたい、また次回の同窓会名簿の発行作業に際して、会員のメールアドレスを事務局で管理し、学校行事等をメールで一斉に連絡できるようにしてはどうかとご提案をいただきました。ご提案には梶谷同窓会長が前向きに検討したいと回答し、閉会となりました。
総会の閉会後は中庭へと移動し、集合写真を今年も美好カメラの西井久人氏(72回)に撮影していただきました。

 懇親会では、お酒を酌み交わし、㈱中の坊の梶木雅夫氏(36回)の計らいでご用意していただいた豪勢なお料理に舌鼓を打ちながら、お互いの近況や在校時代の思い出を会場のそこかしこで賑やかに語り合われているようでした。最後となりましたが、この度の総会での決算報告において、事務局側の準備の不手際で『桜陵会決算報告』のページが落丁していたことにより、口頭での決算報告となり、出席者の皆様に多大なご迷惑をお掛けしました事を改めてお詫び申し上げます。

 今年度も本部役員、事務局一同一丸となり、より良い同窓会の運営ができるよう努めて参りたいと思いますので、今後ともご支援、ご協力の程宜しくお願い申し上げます。